炎の戦士 (honō no senshi)
誰よりも強くなりたくて一生懸命努力して
やっとの思いで作り上げた鎧は
中にいてもただ窮屈で身体は弱ってく一方で
たまらず自ら脱ぎ捨てたんだ
それでも流した汗の痕は僕にしみついて
血となり肉となり骨となり僕を動かしている
僕を飾る宝石がなくなったって守り続けたいものがある
「あの日」灯したこのロウソクだけではずっと守り続けていく
誰よりも自由になりたくて一生懸命走って
やっとの思いで辿り着いた山頂で
まだ顔をあげなきゃ見えない山がこんなにもあるなんてさ
自分の小ささに嫌になっちゃうよ
それでも流した泪は僕にしみついて
血となり肉となり骨となり僕を動かしている
生きることだけで精一杯だって守り続けたいものがある
「あの日」灯したこのロウソクだけは強く燃やし続けていく
渡れるはずの石橋を叩きすぎて壊してしまった「あの日」の後悔だって
血となり肉となり骨となり僕を動かしていく
僕を飾る宝石がなくなったって守り続けたいものがある
「あの日」灯したこのロウソクだけはずっと守り続けていく